海女さんのマゼマゼひじき

商品について

市場でも評価の高い三重産ひじきを原材料に人参、しいたけなど地元産野菜を加えて、「海女の新たな収入に繋がるような商品、素材本来の美味しさを引き出し、子どもが喜び、お年寄りが懐かしむ商品」として、海女が天然ひじきの収穫から製造まで手がけた六次産業化商品です。

「長く、太く、風味がよい伊勢志摩のひじきに感動しました。地域の方にとっては馴染み深い食材ですが、全国の皆さんにもおいしく召し上がっていただけたらと。海女漁の際、ひじきの煮物とご飯を混ぜたおにぎりをいただいたのが、商品化のきっかけです。年齢や性別ごとに試作と試食を繰り返し、味と具材のバランスを決めました。海に携わる異業種や移住、定住者の仲間に助けられながら作りました」と小寺さん。

ひじきは持続可能な海女漁と生態系のため、漁具、漁期、刈り高等、厳密かつ適切に資源管理がされています。
鳥羽市立海の博物館、三重テラス、産地直送市場など、現在は三重県内での販売が中心。利用者からは、味わいの良さや無添加であること、お茶漬けや卵やきなどさまざまな料理にも使える汎用性の高さなどを評価する声が寄せられ、好評です。
第22回ファストフィッシュ商品に選定されました。